アメリカの映画である。
プレスコット家の、1839年から50年間を描いた物語だ。
東部の農夫ゼブロン・プレスコットは、妻と子供たちを連れて西部に向かった。
肥沃な西部で開拓民として働くため、筏を組んでオハイオ川を下っていく。
途中、一家は盗賊に襲われた。
そこに、マウンテンマンのライナス・ローリングスが現れ、一家を救った。
長女イヴは、ライナスに一目惚れしたが、ライナスは一つの場所に留まれないからと、去っていった。
その後、一家を乗せた筏が急流に呑まれ、ゼブロンと妻レベッカが亡くなった。
訃報を聞いたライナスは、イヴを訪れ、一緒に生きていく決意をした。
次女のリリーは、セントルイスへ向かった。
10年後、リリーはキャバレーで歌っていた。
リリーは、パトロンから金鉱を相続した。
それを聞いたギャンブラーのクリーヴは、彼女に近づき、一緒に金鉱への旅に出た。
途中で、一行はシャイアン族に襲われ、クリーヴは負傷した。
やっと金鉱に到着したが、金鉱は、既に掘り尽くされた後だった。
クリーヴは、リリーの元を去った。
しばらくして、蒸気船で再会した二人は、ともにサンフランシスコに向かった。
長男ゼブも、母親の反対を押し切って、北軍に志願した。
ゼブは、父の戦死を聞き、また戦争の悲惨さを目の当たりにして、南軍の脱走兵と一緒に逃げ出した。
ところが、一緒に逃げた南軍兵士がグラント将軍を撃とうとしたため、ゼブは彼を射殺した。
戦争が終わってゼブが帰還した時、母が亡くなっていた。
彼は、農場を弟に任せて、軍に戻った。
この作品は、全5話からなる。
四人の監督が、交代して撮影している。
長い。
脇役のキャストが豪華だ。