captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

24リデンプション

キーファー・サザーランド主演、アメリカの映画である。

 

アフリカのサンガラ ( 仮想の国 )。

 

武装ゲリラが、拉致してきた子供達に戦闘訓練をしている。

 

指名された少年が、裏切り者とされた大人を処刑した。

 

CTU( テロ対策ユニット ) 捜査官のジャック・バウアーは、世界各地を放浪し、今は、サンガラにいた。

 

彼は、特殊部隊時代の同僚カール・ベントンが運営する、アメリカンスクールを手伝っている。

 

アメリカ大使館のフランク・ドラメルが、召喚状を持ってジャックを訪ねてきた。

 

ジャックは、捜査員時代に勾留した犯人への拷問について問われていた。

 

フランクは、ジャックに軽くあしらわれ、仕方なくカールを抱き込もうとした。

 

ジャックは、カールにこれ以上迷惑をかけられないとして、出て行くことにした。

 

その頃、アメリカンスクールの少年が勝手に街に出かけて、街の子供達とサッカーをして遊んでいた。

 

そこに、武装集団が少年たちを拉致しにやってきた。

 

逃げ出した少年二人が、撃たれた。

 

子供が街へ行ったと聞いて、カールは急いだ。

 

彼が着いた時、アメリカンスクールの少年一人が、撃たれて倒れていた。

 

命に別状はない。

 

カールは、ジャックに子供たちをシェルターに隠すよう連絡を入れた。

 

出で行こうとしていたジャックだが、子供達を急いで避難させた。

 

そこに、武装集団がやってきた。

 

ジャックは、一人て戦うことになる。

 

この作品は、テレビシリーズ「24」のシーズン6と7を繋ぐものだ。

 

ただ、テレビシリーズを観ていなくても、楽しめる。

 

映画でも、テレビシリーズと同じで、緊迫したシーンが続く。

 

ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤの連続で、あっという間に時間が過ぎる。

 

ジャックの吹き替え・小山力也は、完璧だ。

 

観ているうちに、ジャック・バウアーになった気分になる。

 

 

 

 

 

 

劇場版総集編オーバーロード 漆黒の英雄

日本アニメーション映画である。

 

ナザリック大墳墓の王座についたモモンガは、名を「アインズ・ウール・ゴウン」と改めた。

 

アインズは、街では「モモン」と名乗り、正体を隠している。

 

ここでは、魔物退治で賞金を稼ぐ冒険者、という立場だ。

 

彼は、ここで仲間となった「漆黒の剣」を名乗るグループと行動を共にしていた。

 

漆黒の剣の面々が、モモンがいない時に、殺し屋クレマンティーヌに殺された。

 

そして、薬師の少年ンファーレアが拉致された。

 

街でンファーレアの祖母と知り合ったモモンは、彼女の家を訪れた。

 

家では、漆黒の剣がゾンビになっていた。

 

モモンは、ゾンビから情報を聞き出し、彼らを始末した上で、ンファーレアの救出に向かった。

 

この作品は、「不死者の王」の続編である。

 

話が連続しているので、前作を見てから出ないと、内容が掴めない。

 

気楽に観られる作品だ。

劇場版総集編オーバーロード 不死者の王

日本のアニメーション映画である。

 

多人数参加型仮想現実RPGユグドラシル」が、突然、終了されることになった。

 

敵役ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」も、ほとんどが脱退して、モモンガとヘロヘロの二人だけが残っていた。

 

やがてヘロヘロも去ってしまい、ギルド長モモンガこと鈴木悟は、一人、「ナザリック地下大墳墓」の玉座に座って、サーバーが落ちるのを待っていた。

 

終了の時刻になった時、なぜか、ログアウトができなくなっていた。

 

GMコールもできない。

 

それだけでなく、ゲーム内のキャラクターの一人「アルベド」が、意思を持って話しかけてきた。

 

モモンガは、執事のセバスに、周囲を調べに行かせ、たのキャラクターたちを集合させた。

 

彼らは皆、アルベド同様、意思を持ち、異常なまでにモモンガに忠誠を誓った。

 

セバスの報告で、別の新しい世界に転生していることが判明した。

 

モモンガは、この世界に転生しているかもしれない仲間を探すことにした。

 

魔法の鏡を使ってみると、近くの村が兵士たちに襲撃されていた。

 

情報収集のため、モモンガはその場に飛んだ。

 

彼は、襲われていた姉妹を助け、自らを「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗った。

 

この作品は、テレビアニメ「オーバーロード」のシーズン1をまとめたものだ。

 

一介のサラリーマンにすぎない鈴木悟が、この世界ではあらゆる魔法が使える最強の支配者だ。

 

家来たちからは、「至高の御方」と呼ばれるが、意識は中年のサラリーマンだ。

 

彼の心の葛藤が、面白い。

 

 

 

がんばれ ! ベアーズ

アメリカの映画である。

 

かつてプロ野球マイナーリーグの選手だったモーリス・バターメーカーは、プール清掃員をしていた。

 

荒んだ生活で、アル中になっている。

 

ある日、市会議員が彼に、少年野球の監督になってくれないかと言ってきた。

 

できたばかりの「ベアーズ」は下手な子ばかりで、監督になったモーリスも、やる気が乏しかった。

 

迎えたシーズン開幕戦では、1回に26点も取られて、モーリスは試合放棄を宣言した。

 

子供たちは、がっかり。

 

エラーを連発したアフマドは、ユニフォームを着る資格がないと言って、パンツ一丁で落ち込んでいた。

 

そんなアフマドを、モーリスは励ました。

 

モーリスには、別れた妻との間に娘アマンダがいる。

 

アマンダは、今はバレーリーナを目指しているが、少し前までは、豪速球を投げるピッチャーだった。

 

モーリスは、彼女をスカウトしたが、あっさり断られた。

 

父親らいしことを何もしてこなかったのだから、仕方がない。

 

彼はチームに戻って、ちゃんとした指導を始めた。

 

チームの状態が良くなってきて、モーリスは、再びアマンダを誘いに行った。

 

あれやこれやで、アマンダのスカウトに成功、さらに、球場近くにいた運動能力の高い少年ケリーもチームに入った。

 

この作品は、少年野球の指導のあり方を示唆している。

 

優秀な選手を入れるだけや、監督がスパルタ指導するだけでは、勝てないのだ。

 

野球に対する思い入れが強いアメリカ人が観たら、また、違う感想を持つのだろうけど。

 

 

キューティ・ブロンド

アメリカの映画である。

 

ブロンドの髪が美しく、スタイル抜群、聡明で性格もいいエル・ウッズはロサンゼルス私立大学の学生だ。

 

卒業間近のある日、付き合っているワーナー・ハンティントンと、高級レストランでディナーを共にした。

 

エルは、今日こそプロポーズしてもらえると期待に胸を膨らませていたのに、別れを切り出された。

 

将来、上院議員になりたい彼に、マリリン・モンローのような女性は相応しくない、との理由だった。

 

エルは、大きなショックを受けたが、一念発起して、ワーナーと同じハーバード大学ロースクールを目指して勉強を始めた。

 

猛勉強の結果、彼女は合格した。

 

いざ入学してみると、ブロンドでおしゃれな彼女は、周囲から浮いてしまっていた。

 

ここでは、「ブロンドのお馬鹿さん」としか、見られない。

 

また、ストゥームウェル教授の課題をしてこなかったため、教室から追い出された。

 

ベンチでむくれているエルに、男性が声をかけてきた。

 

彼は、教授ごとの攻略法を教えてくれた。

 

そこに、ワーナーが通りかかった。

 

エルは、嬉しくなって彼に話しかけたが、彼にはヴィヴィアンという婚約者がいた。

 

この作品は、コミカルなシーンが多いが、とても見応えがある。

 

話の流れは、「友情、努力、勝利」であり、ジャッキー・チェンの初期の作品みたいなワクワク感がある。

 

 

きつねと私の12か月

フランスの映画である。

 

10歳のリラは、学校へ行く途中で1匹の狐を見かけた。

 

近づくと、もう少しで触れそうなところで、狐は逃げてしまった。

 

帰り道。

 

リラは狐を探したが、見つからなかった。

 

リラは、森へ探しに出掛けるようになった。

 

秋になっても見つからず、とうとう、冬になった。

 

雪が積もった日、リラは動物の足跡を見つけた。

 

それを辿っていくと、いきなり狼の鳴き声が聞こえてきた。

 

慌てて逃げ出したリラは、転んで怪我をしてしまい、冬の間は家から出ることができなかった。

 

春。

 

狐狩りが始まった。

 

冬の間にリラは、父親から狐について学んでいた。

 

森に入ったリラは、ついに狐の巣穴を見つけた。

 

その中には、生まれたばかりの子供がいた。

 

リラは、ちぎったパンを置いてみたりしながら、狐との距離を近づけていった。

 

そしてついに狐は、リラに触らせることを許した。

 

リラは狐に「テトゥ」と名付け、共に遊ぶようになった。

 

そしてリラは、テトゥに首輪をつけた。

 

この作品は、秀作だ。

 

野生動物との触れ合いを、見事に描いている。

 

緊迫感のあるシーンもあって、引き込まれる。

 

メルヘンではない。

 

 

グレートレース

トニー・カーティス主演、アメリカの映画である。

 

冒険家のグレート・レスリー・ギャラント3世は、脱出ショーなど様々な興行を成功させて、富と名声を得ていた。

 

一方、ライバルを自称するフェイト教授は、レスリーの妨害をしたり、自ら興行したりするが、いつも失敗に終わっていた。

 

ある日レスリーは、自動車業界に対して、ニューヨークを出発して西回りでパリまで行く自動車レースを提案した。

 

彼は、ある自動車会社の援助で、特製のオープンカーを獲得した。

 

一方、フェイト教授は、武器を備えた車を開発した。

 

男女平等を掲げ、女性が社会進出することを主張するマギー・デュポアは、レースを取材する記者として、自分を売り込んだ。

 

編集長から力ずくで取材員の立場を手に入れたマギーは、早速レスリーを訪ねた。

 

しかし、レスリーには、軽くあしらわれてしまう。

 

次にマギーは、フェイト教授を取材した。

 

マギーは、フェイトの助手マックスに追い払われた後、ガレージに忍び込んだ。

 

途端に警報装置が作動し、さらに、搭載している大砲を発射してしまった。

 

さらにドタバタが続く。

 

この作品は、楽しい喜劇だ。

 

ドタバタギャグが、てんこ盛りで、最後まで飽きることがない。

 

フェイト教授の助手マックスは、ピーター・フォークが演じている。