キーファー・サザーランド主演、アメリカの映画である。
アフリカのサンガラ ( 仮想の国 )。
武装ゲリラが、拉致してきた子供達に戦闘訓練をしている。
指名された少年が、裏切り者とされた大人を処刑した。
元CTU( テロ対策ユニット ) 捜査官のジャック・バウアーは、世界各地を放浪し、今は、サンガラにいた。
彼は、特殊部隊時代の同僚カール・ベントンが運営する、アメリカンスクールを手伝っている。
アメリカ大使館のフランク・ドラメルが、召喚状を持ってジャックを訪ねてきた。
ジャックは、捜査員時代に勾留した犯人への拷問について問われていた。
フランクは、ジャックに軽くあしらわれ、仕方なくカールを抱き込もうとした。
ジャックは、カールにこれ以上迷惑をかけられないとして、出て行くことにした。
その頃、アメリカンスクールの少年が勝手に街に出かけて、街の子供達とサッカーをして遊んでいた。
そこに、武装集団が少年たちを拉致しにやってきた。
逃げ出した少年二人が、撃たれた。
子供が街へ行ったと聞いて、カールは急いだ。
彼が着いた時、アメリカンスクールの少年一人が、撃たれて倒れていた。
命に別状はない。
カールは、ジャックに子供たちをシェルターに隠すよう連絡を入れた。
出で行こうとしていたジャックだが、子供達を急いで避難させた。
そこに、武装集団がやってきた。
ジャックは、一人て戦うことになる。
この作品は、テレビシリーズ「24」のシーズン6と7を繋ぐものだ。
ただ、テレビシリーズを観ていなくても、楽しめる。
映画でも、テレビシリーズと同じで、緊迫したシーンが続く。
ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤの連続で、あっという間に時間が過ぎる。
ジャックの吹き替え・小山力也は、完璧だ。
観ているうちに、ジャック・バウアーになった気分になる。