アメリカの映画である。
地味な園芸雑誌の編集部に勤めているレベッカ・ブルームウッドは、買い物が大好きだ。
クレジットカードさえあれば、手持ちのお金がなくても、好きなものが買える。
そうしているうちに、今の給料では払えない額になってしまった。
収入を増やしたいレベッカは、憧れているファッション誌の求人面接を受けにいった。
ところが、手違いから経済誌の面接を受ける羽目になってしまった。
経済に関する知識が全く無いレベッカは、当然、うまくいかなかった。
翌日、突然、園芸雑誌が廃刊になり、レベッカは解雇された。
レベッカは友人のスーズと飲み明かし、受けるはずだったファッション誌と落とされた経済誌宛に、手紙を書いた。
ファッション誌には自分のアピールを、経済誌には面接の酷評を書いた。
しかし、宛先を逆にして送ってしまった。
手紙を受け取った経済誌の編集長ルーク・ブランドンは、経済をファッションに喩えた文章を気に入り、彼女の採用を決めた。
喩えたというのは、彼の勘違いだが。
レベッカは、ファッション誌への踏み台になると考えて、就職した。
次第にレベッカとルークは惹かれあっていくが、互いに、隠し事があった。
ルークは、実は富豪の御曹司であるということ。
レベッカは、買い物中毒で、多額の借金を抱えているということ。
この作品は、コメディであるが、内容は軽くない。
レベッカの奮闘が、見ていて楽しい。