captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

レオナルド・ディカプリオ主演、アメリカの映画である。

 

1968年、ニューヨーク、ブロンクスヴィル。

 

16歳のフランクは、仲の良い両親に愛情をたっぷり注がれて育った。

 

ところが、父が事業に失敗したことから両親が不仲になり、離婚してしまった。

 

お金さえあれば幸せでいられたのにと、フランクはお金に執着するようになった。

 

フランクは、失意のままマンハッタンに渡った。

 

17歳の誕生日に父から小切手帳をもらっていたので、しばらくそれで暮らしていた。

 

やがてお金がなくなり、彼は小切手の偽造を思いついた。

 

信用を得るために、彼は高校の新聞部員を装って航空会社を取材し、パイロットについて調べた。

 

そして、制服を手に入れた彼は、パイロットになりすまし、偽造小切手で儲けて、世界中を旅するようになった。

 

やがて銀行が偽造小切手が出回っていることに気づき、FBIが捜査を始めた。

 

FBI捜査官のカール・ハランディは、ハリウッドのホテルで、ついにフランクを追い詰めた。

 

しかし彼は、自分はフランクを捕まえたシークレットサービスだとカールを騙し、その場を切り抜けて、逃げることに成功した。

 

逃がしてしまったものの、彼の顔を見たカールは、捕まえられる確信を持っていた。

 

フランクは、逃げ切ったものの、言い知れない孤独感に襲われていた。

 

 

この作品は、実在する詐欺師フランク・W・アバグネイル・Jr の自伝をもとに製作された。

 

物語のテンポが良く、最後まで退屈しない。

 

主演のディカプリオは、約10歳年下の役を演じているが、違和感は無い。

 

捜査官役トム・ハンクスとのやりとりも楽しい。