アメリカの映画である。
ロサンゼルス。
元海兵隊特殊作戦コマンドのレイ・メリーメンが率いる強盗団が、現金輸送車を襲った。
駆けつけた警官たちと銃撃戦になり、強盗団は、辛うじて輸送車を強奪して逃げ切った。
アジトに到着して、メリーメンは発砲を始めたボスコを叱責した。
警官を殺した上に、仲間の一人を死なせてしまったのだ。
翌朝、カリフォルニア郡保安局のニック・オブライエン刑事が、現場に来た。
そこに、FBI捜査官のロビンが来て、軽い口論になった。
盗まれた現金輸送車は現金を回収に行く前だったため、何も積んでいなかった。
そのことを、ニックは不審に思った。
過去の手口を分析して、犯人は、8ヶ月前に出所したメリーメンだと、ニックは推測した。
そして、メリーメンと接触したバーテンダー、ドニー・ウィルソンを捕まえた。
ドニーは、運転手として雇われただけだと言い張った。
ニックは彼に、協力を約束させた。
メリーメンの狙いは、連邦準備銀行だった。
廃棄される前の3000万ドルが目当てだ。
バーにいるところをニックに話しかけられたため、メリーメンは、ドニーが警察のスパイではないかと疑った。
この作品は、脚本がよく練られていて楽しめる。
最後に全てが納得できる映画だ。