captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

スモーク・シグナルズ

アメリカの映画である。

 

1976年、アイダホ州コー・ダーリン先住民居留地

 

7月4日独立記念日の夜、トーマスの家が火事になった。

 

窓から外へ放り投げられた赤ん坊のトーマスは、アーノルド・ジョセフに受け止められ、命を救われた。

 

トーマスの両親は亡くなった。

 

彼はその後、ちょと変わった祖母に育てられた。

 

アーノルドには、妻アーレンと、トーマスと同い年の息子ビクターがいる。

 

アーノルドは酒浸りで、家庭内暴力が絶えなかった。

 

ビクターが12歳の時、アーノルドはアーレンと口論し、そのままトラックで出て行ってしまった。

 

10年後。

 

22歳になるトーマスもビクターも、居留地を出たことがなかった。

 

ある日、アリゾナにいるスージー・ソンという女性から、アーノルドが亡くなったという知らせがきた。

 

アーレンはビクターに遺灰を引き取りに行くよう頼むが、父を赦していないビクターは気が乗らなかった。

 

その上、彼には旅費がなかった。

 

そこに、トーマスが貯金箱を持って現れた。

 

彼は、連れて行ってくれるなら旅費を出してもいいという。

 

ビクターは了承した。

 

そして、二人は長距離バスで、アリゾナ州フェニックスに向かった。

 

 

淡々と描かれたロードムービーである。