25年前、韓国、ソウル。
夜、少女が母親に手伝ってもらって、落とした人形を探していた。
彼女が人形を見つけた時、突然、怪獣が現れた。
それから25年後の現在。
ニューヨークに住んでいるグロリアは、失業して以来、毎夜、友達と酒浸りだ。
同棲中のティムは、彼女に愛想が尽きた。
仕事に出かける彼は、「僕が帰るまでに出ていってくれ。」と彼女に告げた。
彼女はニューハンプシャー州の実家に戻った。
両親はいなく、実家は空き家のままだった。
買い出しに出かけた彼女は、偶然、小学校時代の同級生オスカーと再会した。
オスカーは、父からバーを受け継いで経営している。
バーに連れて行ってもらったグロリアは、昔の記憶より店が小さくなっているのに気づいた。
オスカーは、客が少ないので、半分に仕切ってバックヤードに使っていたのだ。
閉店後、常連客のジョエルとガースを交え、四人で呑み明かした。
その後帰宅した彼女は、そのまま寝てしまい、姉からの電話で目が覚めた。
姉は、韓国で怪獣が出たと言うので、ネットで調べると、ソウルで怪獣が暴れている動画があった。
夜、グロリアはオスカーのバーに行った。
バーにあるスクリーンに、韓国の怪獣事件が映されていた。
怪獣は、突然現れ、突然消えたと言う。
翌日も、怪獣が出た。
グロリアは、怪獣の動きを見て、あることに気づいた。
この作品は、B級映画である。
脚本は練られておらず、あっさりしていて、一方通行だ。
ただ登場人物は、とても魅力的である。
アン・ハサウェイは、可愛らしさを十分発揮している。
オスカーのサイコパスなところも、いい。