北軍の大佐だったジョン・ヘンリー・トーマスは、10人の部下を連れて除隊した。
そして、アリゾナで野生の馬3000頭を捕獲して、生活資金にしようと考えた。
いろいろあって、結局、メキシコの皇帝が全部買い取ってくれることになり、親しくしているチェロキー族の者たちと共に、メキシコに向けて出発した。
トーマスは、ブルー・ボーイというチェロキー族の青年を養子にしていた。
しばらく会わないうちに、ブルー・ボーイは逞しく成長していた。
南軍のジェームズ・ラングドン大佐は、敗北したアメリカを去り、新天地メキシコを目指していた。
彼は、自宅を焼き捨てた。
そして、部下や親族を全員引き連れて、出発した。
メキシコ皇帝軍と合流するのだ。
ある日、ブルー・ボーイが盗賊の気配に気づいた。
盗賊は、彼らより先行しているラングドン一行を狙っているようだった。
トーマスとブルー・ボーイは、危険を知らせに出向いた。
3000頭の馬が爆走するシーンは、圧巻である。