イギリスの映画である。
田舎でパブを経営している中年男性ビル・シモンズは、元ボクサーだ。
アルコールに溺れて、荒んだ生活をしている。
彼のボクシングの教え子で、アマチュアボクサーのスティーブ・クラップは、恋人のシャズ・スミゼと、最近、うまくいっていない。
スティーブが失業して、彼女は節約をしいられている。
さらに、彼とのセックスに飽きてきた。
スティーブはビルに相談するが、ビルは捨てちまえと、そっけない。
ある日、友人のアミッドが、カンガルーがボクシングをしている映像と、えびが水中を歩いている映像を持ってきた。
アミッドは、大きなえびを捕まえたという。
それは、2メートル10センチもあり、人間とボクシングをさせて、一儲けしようというのだ。
ビルは、そのえびとスティーブを戦わせようと考え、彼に提案した。
スティーブは嫌悪感を示したものの、承諾した。
ビルは、ミスターCと名付けられたえびにボクシングを教え、スポンサーを探し始めた。
B級映画である。
真面目にコミカルな演技をしていて、面白い。
えびというより、シャコだ。