惑星サイバトロン。
機械や金属に命を吹き込むことができる「オールスパーク」によって、機械生命体トランスフォーマーが暮らしたいた。
あるとき、組織ディセプティコンのリーダー、メガトロンが反乱を起こし、善なる組織オートボットとの間で戦争になった。
戦争の最中にオールスパークが消失し、惑星は荒廃した。
両陣営は、オールスパークを探し求めて宇宙に旅立った。
宇宙を漂流したオールスパークは、地球に漂着した。
1897年、探検家のアーチボルト・ウィトウィッキーが、北極でロボットの塊を発見した。
それは、オールスパークを求めて地球にやってきたものの、北極で氷漬けになってしまったメガトロンだった。
2007年。
中東・カタールにある米軍基地に、米軍のヘリコプターに偽装したディセプシオンの兵士ブラックアウトが襲来した。
ロサンゼルスの高校生で、アーチボルトの子孫サムは、ようやく父の許しを得て車を買うことができた。
手に入れたのは中古のカマロだ。
その車は、オートボットの兵士バンブルビーが変身したものだった。
地球には、オートボット、ディセプシオン、両陣営の兵士たちが集結していて、オールスパークの行方を追っていた。
この作品は、真面目に、丁寧に作り込まれていて、惹き込まれる。
ストーリーもよく練られている。
以後、シリーズ化された。