アメリカの映画である。
ベルリン。
元狙撃手のデヴィッド・シンプソンは、かつての上官ステファンを屋上に呼び出した。
シンプソンは、スマホによる遠隔操作でステファンを狙撃し、射殺した。
トルコとシリアの国境付近で、観測官サナー・マリクと組んで麻薬組織の幹部を狙っていた。
しかし、狙撃に失敗して銃撃戦になり、5人の敵を射殺したが、仲間の1人を死なせてしまった。
キャンプに戻って上官のビッドウェル少佐に報告し、配置転換を願い出たが、却下された。
その後、父トーマスが安否不明であることを知る。
ビッドウェル少佐は、ギリシャ・サントリーニ島に大佐を訪ねた。
大佐は、ステファン以外にもセンチネル作戦で出世した将校が、シンプソンに暗殺されていると告げた。
トーマス・ベケットも、その中に含まれていた。
キャンプに戻った少佐は、ブランドンにその事実を告げた。
ブランドンは密かにキャンプを脱出し、漁船でシリアに入った。
ビッドウェル少佐の率いる部隊は、麻薬組織掃討作戦に就いているシャープ少佐の部隊に合流した。
残っているシンプソンの標的はシャープ少佐だけだから、必ず狙ってくる。
ビッドウェル少佐たちは、部隊の援護をしながらシンプソンを捜した。
部隊の1人の失策により、銃撃戦が始まった。
敵にもスナイパーが数人配置されていて、味方の形勢が不利になっていく。
そこに、1人で行動していたブランドンが、特殊な弾丸を撃ち込んだ。
形勢は逆転し、作戦は成功した。
直後、シャープ少佐はシンプソンに狙撃された。
それを見たブランドンは、シンプソンを発見し、狙撃する。
互いに、長距離を隔てた撃ち合いが始まった。
突然、一発の銃弾がシンプソンの腕に当たった。
シンプソンは逃走し、ブランドンが追いかける。
現場に、狙撃銃を持ったトーマス・ベケットが現われた。
シリーズ5作目であるが、ますます、充実してきている。
毎回、脚本がしっかり練られていて、素晴らしい。
狙撃の恐怖や、痛みが伝わってくる。