日本のアニメーション映画である。
勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンの4人は、ついに魔王を退治した。
そして、10年ぶりに王都に帰還した。
国に平和をもたらしたことで、4人は盛大な歓迎を受けた。
ヒンメルとハイターは人間だが、フリーレンはエルフ族、アイゼンはドワーフ族である。
夜、50年に一度降る「エーラ流星」を4人で眺めた。
お祝い騒ぎで街が明るく、流星は綺麗に見えなかった。
フリーレンは、もっと綺麗に見えるところを知っているから、次は案内するよと言った。
1000年以上も長生きするエルフ族のフリーレンにとって、仲間と過ごした10年はあっという間だった。
翌日、フリーレンは魔法収集のため、一人で旅立った。
50年後。
フリーレンは、王都に戻ってきて、ヒンメルと再会した。
50年立ってもフリーレンは変わりなかったが、ヒンメルはすっかり年老いていた。
ハイターとアイゼンも集まり、50年前にフリーレンが約束した「エール流星が綺麗に見える場所」へ出かけた。
程なくして、ヒンメルは亡くなった。
葬儀の時、彼のことを何も知らないことに気づいたフリーレンは、涙を堪えられなかった。
フリーレンは、人間を知る旅に出た。
20年後、中央諸国、聖都シュトラール。
亡くなっているであろうハイターの墓参りにやってきたフリーレンは、幼い女の子に出会った。
その子は、フリーレンをハイターの元に連れていった。
ハイターは、老いてはいたが元気に生きていた。
彼は、命を断とうとしていた女の子フェルンを救い、一人で育てていたのだった。
この作品は、1話から4話までの豪華な内容になっている。
しっとりとした流れの作品だ。