1843年、ミズーリ州インデペンデンス。
東部は、不況の嵐だった。
「未開の地オレゴンに、豊富な資源がある。」との噂が、町中に満ちていた。
上院議員のウィリアム・タドロックは、オレゴン・リバティ会社を創設して、幌馬車隊員を募った。
大勢が集まった。
農場主のライジ・エヴァンスは、妻と息子を連れて参加した。
インディアンの妻を亡くして引きこもっていたディック・サマーズは、案内人としてタドロックに雇われた。
マクビー夫妻は、年頃の娘マーシーを連れて参加した。
マーシーは、異性に興味津々だ。
新婚のジョニーとアマンダ夫妻もいる。
タドロックは、10歳の息子を連れていた。
4月、総勢1000人を超える人々が、オレゴンに向けて出発した。
途中、一行はインディアンのスー族に出くわした。
サマーズが機転を利かせて、なんとか切り抜けたかに見えた。
マーシーとジョニーが、いちゃついていた。
たまたま、現場に居合わせてしまったスー族の少年が、ジョニーに射殺された。
その子は、酋長の息子だった。
酋長は、一人で幌馬車に近づき、犯人の処刑を要求した。
仕方なくタドロックは、ジョニーを縛り首にした。
アマンダがタドロックを睨んでいた。
西部劇の大作である。
エヴァンス役はリチャード・ウィドマーク、サマーズはロバート・ミッチャム、マーシーはサリー・フィールド。
豪華だ。