イギリスの映画である。
かつて、アトラス・セントールというロケットが打ち上げられた。
探査機には、人類に似た知的生命体に向けてのメッセージプレートが載せられていた。
やがて、高度な知性を持った生命体が、探査機を捕獲した。
彼らはプレートから地球の様子を見て、仲間に入れるかどうか、話し合った。
そして、地球人は下品で野蛮であり、滅ぼすべきだと結論した。
その時、一人の宇宙人が「テストしてはどうか」と、提案した。
地球人の中から一人選んで全知全能の力を与え、その反応を見て決めるというのだ。
彼らは、イギリスの高校教師ニール・クラークを選んだ。
彼は、平凡な青年だ。
恋人もなく、犬のデニスと暮らしている。
クラスの生徒は彼を舐めきっていて、授業にならない。
彼は、アパートで下の階に住むキャサリン・ウエストに憧れている。
キャサリンも、ニールのことが好きだった。
互いに相手の気持ちは知らない。
宇宙人によって能力が与えられたニールは、超能力に目覚めたと思った。
昼休みに、同僚のレイに超能力の話をした。
ニールはレイに望みを聞かれて、クラスが吹っ飛べばいいと言ってしまった。
その瞬間、宇宙から攻撃された彼のクラスが爆発して、生徒が全員死んでしまった。
この作品は、よくできたコメディだ。
特に、犬のデニスが効いている。