日本のアニメーション映画である。
巨人族ゼントラーディとの戦いに敗れた地球人は、超時空要塞マクロスで地球を脱出した。
軍人の他、民間人が58000人乗り込んでいて、要塞内に都市を形成していた。
地球への帰還を目指す航海を始めて5ヶ月。
土星近傍にいるマクロス内で、歌手リン・ミンメイのコンサートが開かれた。
その時、ゼントラーディの艦隊が襲いかかってきた。
しかし、敵はマクロスに侵入した。
パイロットの一条輝は、マクロス内に侵入した敵と戦い、襲われていたリンを助けた。
その時、隔壁のドアが閉まり、輝とリンは閉じ込められてしまった。
3日後、二人が打ち解けあった頃、味方はゼントラーディを追払い、ドアが空いた。
行方不明になっていた有名人リンが無事に帰ってきたことで、マスコミが殺到した。
勝手な行動をした輝は、上官の早瀬未沙から、叱られた。
輝とリンは、こっそり抜け出して、デートした。
街中のデートでは飽き足らず、輝はリンを乗せてバルキリーで宇宙空間を飛んだ。
そこに、ゼントラーディが襲いかかってきた。
上官のロイ・フォッカーたちが助けに来たが、皆、ゼントラーディの捕虜になった。
この作品は、製作当時の近未来を描いたものなのだが、2009年の設定である。
現実が、追いついていない。
SFを制作する時は、この辺りの設定は注意しないといけないかもしれない。
それはともかく、作画に力が入っているのが、よくわかる。