ドイツ、フランス合作の映画である。
第二次世界大戦の最中、ドイツ軍はフランス銀行にあった金塊をユーゴスラビアの村に移送した。
その直後、村は、パルチザンがダムを決壊させたため、水没した。
1995年、サラエボ。
ネイビーシールズ、マットが率いるチームは、敵のミリッチ将軍を拉致することに成功した。
それは秘密裏に実行されるはずだったのだが、敵に見付かってしまい、最後は戦車を盗み出して市街戦になってしまった。
終了後、チームは上官から、表向きの叱責を受ける。
その後は、いつものようにバーに繰出した。
バーで働くウエイトレスのララは、チームのメンバースタントンと付き合っていた。
スタントンは、ララからナチスの金塊の話を聞く。
村の唯一の生き残りがララの祖父であり、幼い頃、彼女は金塊の話を聞かされていたのだ。
金塊は、今は湖に沈んでいる教会の金庫にある。
総重量27トン、時価3億ドル相当だ。
敵地の湖で、しかも水深45メートルの湖底だ。
チームのメンバーは、金塊引き上げに賛同し、作戦を練る。
準備を進める中、上官に呼び出されたチームは、帰国命令を受けた。
残された時間は、36時間。
チームは、輸送機のパイロットを騙して、湖に向かった。
将軍を拉致された敵のペトロヴィッチは、偶然、ララの兄が金塊を持っていることを知る。
そして、ララの家に侵入し、湖に印がいた地図を見付けた。
この作品は、最初から派手なシーンが続いて、一気に引き込まれる。
後半は、敵が迫る中での「作業」 だ。
最初が派手すぎて、尻すぼみに。
残念だ。