アメリカのSF映画である。
西暦2200年、人類は超光速飛行に成功し、他の太陽系惑星に移住し始めた。
アダムス機長率いる宇宙船Cー57ーDは、20年前に消息を絶った入植者を救出するため、惑星アルテア4へ、やってきた。
宇宙船が大気圏に入ると、突如、通信が入った。
それは入植者の一人、モーピアス博士からだった。
博士は、そのまま引き返せと言う。
そういうわけにもいかないアダムスは、モーピアスに着陸可能な地点を聞き、地上に降り立った。
すると、人間型のロボットがカートを運転して近づいてきた。
「ロビー」 と名乗るロボットは、会話ができた。
ロビーは、アダムス機長ら3人をカートに乗せて、モーピアスの住居へ連れて行った。
3人とモーピアスが話していると、博士の娘アルティアが入ってきた。
約1年間、男ばかりの中で旅してきた3人は、露出度の多い服を着た若い彼女に釘付けだ。
宇宙船に戻ったアダムスたちは、地球に連絡するための大出力通信機を作り始めた。
その夜、何物が宇宙船に侵入して、通信機の部品を破壊した。
この作品は、SFの古典的名作と言われている。
ただし、CGを駆使した現代のSF映画を観慣れている人には、物足りないだろう。
教養の一つとして、観ておくとよい作品だ。