ジェームズ・ディーン主演、アメリカの映画である。
カリフォルニア州サリナスに住む青年ケレイブ・ドライク、愛称キャルは、港町モントレーにやってきた。
この町で酒場を経営しているケートという女が、自分の母親なのか確かめにきたのだ。
父アダムからは、母は死んだと聞かされていた。
父は、野菜の冷凍保存方を研究していた。
キャルは、豆やとうもろこしを栽培した方が金になると、父に反対していた。
そして、仕入れた氷を砕いてしまった。
父は、キャルを叱るのに聖書の一節を引用した。
そのことで「母のことを知らねばならない」と決心したキャルは、ケートに会いに行った。
ケートは否定した。
キャルの両親と古くからの友人であるサム・クーパー保安官が、ケートが写っている写真をキャルに見せ、親子であることを保証した。
ただ彼は、アダムとケートが別れた経緯については知らなかった。
キャルには双子の兄弟アーロンがいる。
父は、礼儀正しく従順なアーロンばかりを可愛がっていた。
キャルは愛に飢えていたのだった。
モヤモヤが残る作品だ。
別のラストシーンをいくつも考えて、それがまた、楽しい。