ある小学校の創立記念日に、タイムカプセルを埋めることになった。
子供たちは、みんな「未来の絵」を描いたが、タイムカプセルを提案した少女ルシンダ・エブリーだけは、たくさんの数字を書いた。
彼女は、書き上げる前に回収されてしまったため、残りの数字を一人、学校の部屋に爪で刻んだ。
50年後。
同じ小学校に通うケレイブ・ケストラーは、タイムカプセルを掘り出す行事に参加した。
埋めた当時の担任だったテイラー先生も参加した。
ケレイブは、数字だけが書かれた紙を見つけ、それを持ち帰った。
ケレイブは、父と二人暮らしだ。
父親のジョンは宇宙物理学者で、マサチューセッツ工科大学で教えている。
ケレイブが持ち帰った数字の羅列を見ていたジョンは、法則性があるのではないかと、解読し始めた。
それは、この50年間に起きた惨事と犠牲者数を表していた。
そして、81人の犠牲者が出る事故の日付が、翌日に迫っていた。
ジョンは、同僚のフィル・ベックマンに相談するが、信じてもらえない。
それで彼は、テイラー先生の元にルシンダのことを聞きに行った。
ルシンダは、すでに亡くなっていた。
ジョンは、ケレイブを迎えに行く途中、カーナビの数字を見て、件の数字が緯度と軽度を表していることに気づいた。
81人の死者が出る事故が起きるのは今日であり、その数字は、今いる場所を示していた。
そして、ジョンの目の前で、飛行機機が墜落した。
この作品は、重苦しい展開が続く。
映像が凄い。