イギリス人貴族のジョン・モーガンは、日常生活に飽きて、新大陸に渡ってきた。
召使いたちと狩猟生活を続けていたある日、インディアンのスー族に襲われた。
たまたまジョンは川で体を洗っていたため、殺されずに生捕りにされた。
酋長のイエロー・ハンドは、白人の彼を馬だと皆に納得させた。
ジョンは、スー族の部落に連れて行かれ、酋長の母親バファロー・カウ・ヘッドへの貢物にされた。
彼は、首にロープをかけられ、バファロー・カウ・ヘッドのテントの前の杭に繋がれた。
翌早朝、彼は馬を奪って逃走しようとしたが、墓地で落馬した。
追ってきたスー族は、墓地に入ってこない。
酋長がジョンに槍を投げ渡し、手ぶらで彼に近づいた。
ジョンは、酋長を刺さなかった。
みんな、テントに戻っていった。
ジョンも、テントに戻り、自ら首にローブを巻いて杭に繋がれた。
部落には、スー族に囚われて5年になるハディースという混血がいた。
英語が話せるハディースは、部族のことを、いろいろ彼に教えた。
ジョンは逃げ出したいと思っていたが、たとえこの部落を脱出しても、周囲には他のインディアンがたくさんいた。
ハディースは彼に、イエロー・ハンドに認められて、彼の妹ランディング・ディアを妻に貰い受けるよう勧めた。
そして、部族の長になれという。
ある日、敵対する部族の酋長が、ランディング・ディアに結婚を申し込んできた。
この作品では、スー族の「太陽の儀式」が描かれている。
インディアンの会話の字幕が少ないので、やや、もどかしい。