アメリカの映画である。
カリフォルニア州、サンディエゴ。
水上スキーを楽しんでいる女性が、サメの接近に気づいた。
そのサメの背びれが赤く輝いていて、煙が出ていた。
彼女は叫んだが、ボートを操縦している男性ロドガーには聞こえなかった。
彼女はサメに喰いつかれた。
異変に気づいたロドガーが引き返し、水に浮く彼女を引き上げると、下半身が食いちぎられていて、残った上半身は焦げていた。
その頃、サンディエゴの海岸には、黒焦げになった魚が、いくつも打ち上げられていた。
政府はその事実を隠蔽していた。
ライフガードのカブランは、足を怪我していて海に入れず、見張りをしていた。
ロドガーの娘ジーナは、環境学を学ぶ傍ら、ライフガードのバイトをしている。
彼女は、溺れている女性を発見して、救助に向かった。
連絡を受けたカブランは、ドローンを使って救命胴衣を届けた。
ドローンは、同じライフガードのリースのものだ。
勝手に使われたので、彼は腹を立てた。
戻ってきたドロガーは、事件のことを警察に説明するが、信じてもらえなかった。
ジーナは彼の話から、サメは放射能を浴びた影響で高熱を放っていると推測した。
よくできたB級映画である。
ハラハラドキドキできて、結構、面白い。
B級ゆえの面白さだ。