アメリカの映画である。
UFOから発射されたカプセルが、海に落下した。
それを飲み込んだサメが、みるみる金属化して「ロボシャーク」になった。
UFOを追っていた米海軍は、カプセルを捜索するため、原子力潜水艦を派遣した。
原潜は、ロボシャークの攻撃で沈没した。
司令官のブラック中将は、部下を率いてロボシャークが向かっているシアトルに出動した。
お天気キャスターのトリッシュは、38歳。
水道局に勤める夫リック、高校生の娘メロディと、幸せに暮らしていた。
その朝、メロディは金属製のサメが水上機を墜落させる動画を観ていた。
トリッシュは、その動画は合成だとして、夢中になっている娘を嗜めた。
トリッシュは、ルイ、エリックとともに、大雪の取材に出かけた。
途中、米海軍が集結しているのを見かけたトリッシュは、テレビ局の上司に取材させてくれと申し出たが、却下された。
ロボシャークは、水道管に潜り込み、シアトルの市街地へ向かっていた。
出勤したリックは、水道管が詰まっているのをみて、不審に思った。
トリッシュは、朝、メロディが観ていた動画に映っていた飛行機の残骸が運び込まれるのを見た。
それを撮影して、スタッフが入ったコーヒーショップに向かおうとした時、店が爆発した。
ロボシャークが床から飛び出たのだった。
ロボシャークは、客の一人を飲み込んで、戻って行った。
前半は、ありきたりなB級映画である。
後半は、ツイッターを絡めている。
現代では、何か事件が起きたら、皆、逃げるよりも、まず、SNSだろう。
その辺りが、うまく描かれている。