高倉健主演、日本の映画である。
冬の網走刑務所。
新しい囚人「四十二番」が入った。
牢内が手狭になったので、牢名主のデカ虎は、家来を使って体の弱い吉を殺そうとした。
四十二番・橘真一は、見かねて吉を助け、デカ虎を叩きのめして牢名主になった。
腹の虫が治らないデカ虎は、典獄と組んで橘を亡きものにしようとした。
ところが失敗して、典獄が大怪我をしてしまう。
それで橘は、懲罰房に入れられた。
ある日、床板が外れて男が顔を出した。
別の日、橘は、男が顔を出した穴に入ってみた。
そこにはトンネルが掘られていて、別の独房に繋がっていた。
そこには、病気で弱ったロシア人がいた。
彼は、無実の罪で捕まり、何年も服役していると言う。
彼の命は、尽きかけていた。
橘は彼の言うことに従って、棺桶の彼と入れ替わった。
そして、脱獄に成功した。
彼は、復讐のためにノサップへ向かった。
今回は、いつものメンバーが出ていない。
ラストは、雪原の西部劇。