高倉健主演、日本の映画である。
網走刑務所。
雪山での作業中、看守の小暮が囚人の一人を鞭で打ち始めた。
橘真一は、小暮に雪玉を投げつけて、それを止めさせた。
頭にきた小暮は、誰がやったのだと息巻く。
白熊と呼ばれている囚人が、橘を差し出した。
木暮は橘を鞭打つが、橘の迫力に押されて後退りする。
鞭が効かないと分かった木暮は、橘を材木運搬のそりにくくりつけた。
数台のそりで、材木を運搬する。
先頭のそりには、白熊が乗っていた。
白熊は、スピードがついたところでそりを暴走させて事故を起こし、そのまま脱走した。
木暮は、橘の弟分である秀を、脱走を手引きしたとして拷問した。
秀は、衰弱して死んでしまった。
まもなく出所した橘は、秀の遺骨を抱いて、木暮にお礼参りに来た。
そして、小暮を叩きのめした。
その後、橘は、秀の父親竜作を訪ねて、ノサップにやってきた。
油田が発見されたノサップで、竜作の土地は、そのど真ん中にあった。
街は、鬼寅を騙る権田が牛耳っていた。
最後はやっぱり高倉健、という作品だ。