イギリス、アメリカ合作の映画である。
16世紀。
ブーリン家の美しい姉妹、アンとメアリーは、イングランドの片田舎で育った。
妹のメアリーは、ウイリアム・ケアリーと結婚した。
その頃、宮廷では男児ができず、ヘンリー8世と王妃キャサリンの中が冷え切っているとの情報を得た姉妹の父トーマスは、アンを王の愛人にしようと考えた。
そして、王が訪問した時、王の気を引くようにとアンに言い聞かせた。
屋敷を訪れた王は、一際美しいアンに一目惚れした。
王は、豪華な食事でもてなされ、翌日、アンと共に鹿狩りに出かけた。
その時、王は落馬して怪我を負った。
その王を看病したのは、メアリーだった。
王は、メアリーの優しさに心を打たれて、宮廷に呼んだ。
メアリーは侍女になり、彼女の夫にも爵位が与えられた。
アンは嫉妬したが、彼女も侍女として招かれた。
社交的なアンは、宮廷では活き活きとしていた。
逆に、夫と静かに暮らしたかったメアリーは、馴染めなかった。
王は、メアリーを自室に呼んだ。
どろどろとした物語。