3人の子供を育てているシングルマザーのエリン・ブロコビッチは、職探しをしていた。
面接に落ちて一人車を運転している時に、追突事故に遭い、むち打ちになった。
紹介された弁護士エドワードは、落ち度は相手にあり、裁判に勝てると保証した。
裁判で証言台に立ったエリンは、怒りに任せて暴言を吐き、陪審員の印象を悪くした。
さらに、相手は社会的地位のある医師、エリンは無職のシングルマザーということもあり、負けてしまった。
エリンの貯金は、74ドルしか残っていない。
子供達を預けていた隣人が引っ越してしまい、代わりに、ハーレー大好きのジョージという男が引っ越してきた。
なかなか仕事が見つからず、貯金が尽きたエリンは、強引に、エドの事務所で働き始めた。
ベビーシッターにも逃げられてしまったが、ジョージが子供たちの面等を見てくれることになった。
エリンは、不動産関係の書類を整理することになった。
その中で、ドナ・ジェンセン宅の買収に関する資料が気になった彼女は、ドナを訪ねた。
ドナ家では家族の体調がすぐれず、病院で検査を受けているのだが、その費用は買収先のPG&E社が支払っていた。
エリンはPG&E社の工場で取り扱われているクロムが気になり、会社に問い合わせた。
会社は無害のものだというが、エリンは専門家の勧めで、水道局を訪ねた。
そして、人体に有害な6価クロムが使用されていることを突き止めた。
彼女が職場に戻ると、無断欠勤して遊びに行っていたと思われて、彼女の席がなくなっていた。
この作品は、実話に基づいている。
実在のエリンが、カメオ出演している。
主演のジュリア・ロバーツの演技が、素晴らしい。