田舎で暮らす12歳のジョシュ・バスキンは、背が低いのが悩みだ。
そのせいで、好きな女の子に声もかけられない。
ある日、彼は移動遊園地に出かけた。
憧れの上級生シンシアがジェットコースターの列に並んでいるのを見つけた彼は、一緒に乗りたかった。
しかし、身長が足りなくて乗れなかった。
追い返されて惨めな思いの彼の目に、「ゾルダー」というゲーム機が入った。
25セントを入れると、願いを叶えてくれるという。
ジョシュは、大きくなりたいと願った。
翌朝、目が覚めると、彼は大人になっていた。
鏡を見て驚いた彼は、飛び出して移動遊園地へ向かったが、消えてしまっていた。
家に戻ると、母に泥棒と間違えられ、説明しても信じてもらえない。
ジョシュは、仕方なく親友のビリーに会いに行った。
彼は、大人になったジョシュの言うことを信じてくれた。
二人は、ゾルダーを探しに、ニューヨークへ出かけた。
役所で問い合わせるが、つれない返事だ。
ジョシュは、しばらく滞在して探すことにした。
彼は、適当に履歴書を書いて、マクミラン玩具会社にデータ入力係として採用された。
休日、ビリーとともに玩具屋にやってきたジョシュは、無邪気に遊んだ。
体は大人でも、中身は子供なのだ。
そこに、マクミラン社長が現れた。
彼を覚えていた社長は、彼におもちゃの感想を聞いた。
社長は、彼も視察に来ているのだと勘違いしたのだ。
一緒に遊んで社長に気に入られたジョシュは、製品開発担当副社長に抜擢された。
トムハンクスの素晴らしい演技に尽きる。