アメリカの映画である。
カリフォルニアのランチョ・カルネ高校チアリーディングチーム「トロス」は、全国大会の常連校で、昨年の大会では優勝もしている。
トロスに所属しているトーランス ( トア ) ・シップマンは、彼氏とも上手くいっていて、楽しい日々を送っていた。
キャプテンが卒業するため、新キャプテンを選ぶ投票が行われ、トアが選出された。
張り切ったトアは、早速、高難度のピラミッド「ウルフ・ウォール」に取り組んだ。
練習中、メンバーのカーヴァーが落下して、怪我をした。
カーヴァーは骨折していて、全治3ヶ月の重症だ。
彼女の抜けた分を穴埋めするため、メンバーを募集してオーディションをすることにした。
ところが、なかなか相応しい人材が現れない。
最後に、バンクスタイルの生徒が来た。
転校生のミッシーは、バク転などを楽々とこなした。
トアは彼女に決めたかったが、コートニーは彼女のスタイルが気に入らず、彼女を侮辱した。
ミッシーは、怒って帰ってしまった。
放課後、トアはミッシーの自宅を訪ねた。
そこに、知り合ったばかりの転校生クリフがいた。
クリフは、ミッシーの兄だったのだ。
トアはミッシーを説得して、入部してもらった。
チームはミッシーに、オリジナルの演技を見せた。
するとミッシーは、それは盗作だと指摘した。
ミッシーはトアを、イースト・コンプトン高へ連れて行った。
そこのチームの技は、トロスと同じものだった。
前キャプテンが、振り付けを盗んでいたのだった。
このチームの実力は高かったが、費用がなくて大会に出場していなかった。
しかし、次は出場する。
トアは、盗作をやめるように忠告された。
まさに、青春映画である。
明るくて、楽しくて、元気溌溂で、素晴らしい。