アメリカの映画である。
ピーター・ラ・フルールが経営するスポーツジム「アベレージ・ジョーズ」は、経営が苦しい。
向かいには、最新器具を揃えた大手ジム「クロボ・ジム」がある。
クロボ・ジムのオーナーホワイト・グッドマンは、アベレージ・ジョーズを買い取って駐車場にする計画を立てた。
ホワイトの美人弁護士ケイト・ピーチが、ピーターの元を訪れて交渉する。
ただケイトは、横柄なホワイトを嫌っていた。
経営難のアベレージ・ジョーズは、30日以内に5万ドルを用意しなければならなかった。
ジムのメンバーに相談したところ、ラスベガスのドッジボール大会の優勝賞金が5万ドルだと言う。
ピーターは、出場することを決めた。
メンバーは、従業員のドワイドとオーウェン、チアリーダーになりたいジャスティン、自分は本当は海賊だと信じているスティーブ、そして運動が苦手な中年男性ゴードンだ。
みんなで、1950年代に活躍したドッジボール界のレジェンド、パッチーズ・オフーリハンが解説しているビデオを見た。
そして、トーナメント出場をかけてガールスカウトチームと対戦した。
試合は惨敗だったが、カールスカウトチームのメンバーから薬物反応が出て、勝利となった。
それでトーナメント進出が決定した。
ホワイトは、自分たちもチームを結成してピーターたちを潰すと宣言した。
それを見ていた車椅子の老人が、ピーターたちのコーチを買って出た。
彼こそレジェンド、パッチーズ・オフーリハンだった。
この作品は、テンポの良いコメディである。
その中に、売れる三要素「友情、努力、勝利」をうまく取り入れている。
気楽に観られて、しかも感動できる作品だ。