日本のアニメーション映画である。
「茄子 アンダルシアの夏」 の続編だ。
チーム・パオパオビールのぺぺは、チーム・ゴルチンコのギルモアに競り負けた。
その夜、有名選手マルコ・ロンダリーニの訃報が入った。
ぺぺの同僚チョッチは、マルコと同郷であり、彼の憧れであり、共に練習した仲でもあった。
ぺぺとチョッチはマルコの葬儀に参列したが、途中で抜け出した。
次のレースは、ジャパンカップ。
チームは、レースが開かれる宇都宮に到着した。
チームの世話をする豊城ひかるが、夜、街を案内した。
ぺぺはひかるに、レーサーの辛さを語り、ひかるはメンバーに漬け物を御馳走した。
ひかるの一押しは、茄子である。
翌日、豪雨の中、レースが始まった。
激しい雨の中、ぺぺがアタックを掛けた。
チョッチ、ギルモアも続き、10名ほどの先頭集団が形成された。
レジェンドのザンコーニは、後続集団に留まっている。
激しい駆け引きの中、再びぺぺが飛び出した。
後続を引き離すぺぺ。
下り坂。
道路に流れ込んだ濁流で、ぺぺは転倒した。
レースのシーンがメインで、目が放せない展開が続く。
レース実況が、それとなく解説してくれているので、ロードレースを知らなくてもエキサイトするだろう。
ぺぺは、ルパン三世に似ている。