ジェイソン・ステイサム主演、アメリカの映画である。
1980年。
メキシコ、ラ・ホヤで、殺し屋のダニー・ブライスは、相棒のハンターと共に、ターゲットを待っていた。
警察のバイクに先導されて、2台のベンツが通りかかった。
彼らは、前を行くベンツを爆破、後ろのベンツから出てきた護衛官を射殺した。
ダニーは、後部座席にいた要人を射殺すると、隣に少年が座っているのに気づいた。
頭が混乱したダニーは、警官に打たれて負傷、仲間の車でなんとか逃走できた。
これを切っ掛けに、ダニーは殺し屋家業から引退した。
一年後。
オーストラリアの農場で静かに暮らしていたダニーのもとに、一通の手紙が来た。
そこには、かつて相棒ハンターが囚われている写真と、飛行機のチケットが同封してあった。
現地に飛んだダニーは、依頼人の車の中で事情を聞いた。
ハンターは、600万ドルで請け負った暗殺の仕事を放り出して逃げたので、捕まっていたのだ。
依頼者はオマーンの族長で、息子3人をイギリスの特殊部隊SASに殺されていた。
ターゲットの3人を、罪を自白させた上で事故に見せかけて殺せ、という依頼だ。
ハンターを連れて逃げ出すのに失敗したダニーは、仕事を引き受けた。
この作品は、実話に基づいている。
ジェイソン・ステイサムのほか、ロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェンといった大物俳優が共演していて、贅沢な作品だ。
アクションシーンが、いい。