captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ローラーボール

アメリカの映画である。

 

近未来 ( 設定は2018年 )。

 

世界は、6つの大企業が、エネルギー、食糧、住居、輸送、娯楽、通信の分野を支配していた。

 

安全で安心な世界が実現していて、環境問題も、飢餓も、人口増加も、戦争も、犯罪すらない。

 

退屈ですらある世界だ。

 

人々の娯楽は、「ローラーボール」という、ローラースケートとアメフトを合体させたようなゲーム観戦だけだ。

 

これは、1チーム10人の選手が、トラックに射出された鉄の球を奪い合い、ゴールに投げ込むというものだ。

 

鉄の鉤がついたグローブをはめ、ラフなプレーで死傷者が続出する荒っぽさに、人々は熱狂した。

 

このゲームにおけるスター選手、ジョナサン・Eは、エネルギー部門の企業ヒューストンに所属している。

 

彼は、豪邸を与えられ、裕福な生活が保障されていたが、企業命令で妻のエラと離婚させられていた。

 

管理されていることの不満を、彼は社長のバーソロミューにぶつけた。

 

反乱を恐れているバーソロミューたち各企業の責任者は、ゲームにかこつけてジョナサンを抹殺することを決めた。

 

抹殺指令を受けた最初の対戦相手は、東京チームだった。

 

 

この作品は、暴力シーンは多いものの、単調だ。

 

製作されたのは、1975年。

 

近未来の予想が、大きく外れた。