スティーヴン・スピルバーグ監督、アメリカのSF映画である。
2045年、荒廃した世界では、人々はVRに逃避していた。
ジェームズ・ハリデーが創った「オアシス」 というVRゲームが、みんなの逃避場所だ。
VRの世界では、アバターを使って何にでもなれる。
5年前、ハリデーが亡くなる時に、遺言を残した。
それは、オアシスの中にイースターエッグが隠されている。
それを見付けるために、3つの試練を用意した。
試練を乗り越えて鍵を獲得した者に、運営会社の株を譲渡する。
というものだ。
以来5年経つが、誰も最初の試練を越えられていない。
叔母と暮らしている18才のウエイドは、オアシスでは「パーシヴァル」 と名乗っている。
ゲームの中では、エイチ、ショウ、ダイトウと名乗るアバター達と仲が良いが、現実世界で会ったことはない。
巨大企業 IOI は、ノーラン・ソレントが率いる大勢のチームで、イースターエッグを狙っている。
最初の試練は、カーレースでゴールにたどり着くことだ。
パーシヴァルは、このゲームでバイクに乗るアルテミスという少女に出逢う。
アルテミスの言葉にピンと来たパーシヴァルは、ハリデー年鑑に行きアーカイヴを見せて貰った。
そこ出たヒントで第一関門を突破し、彼は最初の鍵を得た。
そのことで、ノーランによって叔母を殺されてしまう。
テンポが良く、中だるみがない。
VRゲームの知識が全く無いと、楽しめないかも知れない。
最近の流れに逆らって、吹き替えが全員プロの声優だ。
素晴らしい。