ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン主演、アメリカの映画である。
パリ。
中央市場近くのカサノバ通りでは、娼婦は、ヒモたちが警察に賄賂を支払って商売をしていた。
そこに、新米のネスター・バトゥー巡査が赴任してきた。
真面目な彼は、公然と売春が行われているのが許せなかった。
そして、一人で手入れをし、大勢の娼婦を逮捕した。
そのときの客の中に、彼の上司であるルフェッブル警部がいたことで、彼はクビになってしまった。
自暴自棄になったネスターは、ビストロ「口髭」で、娼婦イルマ・ラ・ドゥース ( 可愛いイルマ ) のヒモであるヒポリートと喧嘩になり、殴り倒した。
一瞬でイルマはネスターに惚れた。
仕事がないネスターは、イルマのヒモになった。
真面目なネスターは、イルマが客を取るのが耐えられない。
彼は、「口髭」のマスターであるムスターシュから500フランを借りた。
そして自らは、イギリス人の紳士X卿に変装して、イルマを買った。
そしてイルマに500フランを支払って、彼女が他の客を取らずに済むようにした。
彼は、500フランを返済するために、イルマに隠れて、夜、市場で働くようになった。
疲れ果てて帰ってくるネスターを見て、イルマは浮気を疑った。
イルマはそのことを、X卿に相談した。
この作品は、ラブコメディーである。
小ネタの連続で、最後まで楽しめる。