アメリカ人のフレデリック・ヘンリーは、志願してイタリア軍に入った。
彼は、中尉として救援隊に配属された。
イタリア軍の軍医であるリナルディ少佐は、ヘンリーと気が合った。
女好きのリナルディは、前線に向かう前に、女性と楽しく過ごしたかった。
ヘンリーは、リナルディの紹介でイギリス赤十字の看護婦キャサリン・バークレーと出会った。
出撃前にヘンリーは、キャサリンを誘った。
突然降り出した雨を避けるために駆け込んだ温室で、二人は結ばれた。
前線に送り出されたヘンリーは、敵の砲撃で重傷を負った。
ヘンリーは、アメリカ人負傷者が送られる病院へ移送された。
そこは、キャサリンが働いている病院とは別だった。
しかし、上官が手回しをしてくれたおかげで、キャサリンがヘンリーのいる病院に転属になった。
二人は、婦長の目を盗んで、逢引きを重ねた。
怪我が治りかけた頃、二人の関係が婦長にバレてしまい、ヘンリーは強制的に退院させられ、前線に送られた。
この作品は、アーネスト・ヘミングウェイの小説を原作にしている。
後味の悪い作品だ。