パリスが率いる悪党一味が、金持ちの家に押し込み、現金50万ドルを強奪する。
それを独り占めしたパリスは、ガラガラヘビの巣の中に現金を隠し、売春宿へ繰り出した。
その夜、運悪く見付かってしまい、逮捕されて刑務所に送られてしまった。
刑務所内で、どうしたわけか三人組に暴行を受ける。
刑務所長が、50万ドルの事を知って糸を引いていたのだった。
パリスは所長室に呼び出され、所長と現金を山分けしてメキシコに逃げる話を付けた。
ところが暴動が起きて、所長が殺されてしまう。
次の所長は、厳格な元保安官のローブマンだった。
パリスは、前の所長と交わした話をローブマンに持ちかけるが、彼は、あっさり断った。
その後、パリスは更生した振りをして真面目に働き、その裏で仲間達と脱獄の準備を始めた。
つかみ所のない映画だ。
わくわく感もないが、つまらなくもない。
カーク・ダグラスや、ローブマン役のヘンリー・フォンダの魅力のお陰か。
そして、意外な結末を迎える。