アメリカの映画である。
南太平洋。
若者たちが水上スキーを楽しんでいた。
3人が乗るボートが、2人の女性を曳いている。
突然、女性が同時に消えた。
辺りに血が広がった。
そしてボートが転覆し、放り出された3人の男も犠牲になった。
ソロモン諸島へ向かう大型クルーザー。
船長は大学教授のフランクリン・ハビッシュで、ゼミの学生10数人が乗っている。
課外授業なのだが、学生たちはバカンス気分でいた。
クルーザーが、何かにぶつかった。
それは、メガマウスの死骸だった。
珍しいものなので、フランクリンはそれを引き上げようとした。
しかし、重くて持ち上がらない。
そうこうしているうちに、死骸がスクリューに当たって、大量の血が流れ出した。
クルーサーが浸水し始めたので、やむなく、近くの珊瑚礁でできた島に上陸して修理することにした。
死骸と衝突したときにアンテナが折れて、無線も使えなかった。
救命ボートを降ろし、フランクリンと学生たちが上陸した。
フランクリンの妻アンと助手たちが、クルーザーに残って修理を始めた。
助手のローラが、潜水具をつけ、溶接の道具を持って海に入った。
作業中に、二つの頭を持つサメが襲いかかってきた。
ローラは、上半身と下半身をそれぞれ別の頭に食いちぎられた。
この作品は、いわゆるB級映画である
ツッコミどころ満載で、いちいち気にしていては、内容が入ってこない。
ただ、こういうモノが好きだという人はいるのだ。