日本のアニメーション映画である。
2095年4月、国立魔法大学附属第一高校、通称魔法科高校に、二人の兄妹が入学した。
兄の司波達也は魔法師として決定的な欠陥を持つ劣等生であり、妹の深雪は完全無欠の優等生だ。
二人は、沖縄へ慰霊の旅に出かけた。
3年前。
2092年8月。
母・深夜は、二人を連れて沖縄旅行に出かけた。
深夜の警護や身の回りの世話をするガーディアン、桜井穂波も同行した。
この頃、深夜は深雪を跡取りと考えていて、劣等生の達也は深雪のガーディアンとして、使用人扱いをしていた。
深夜は深雪にもそれを強要していた。
母のそのような扱いもあって、深雪は達也が苦手だった。
沖縄に到着。
深雪の散歩に、達也が同行した。
沖縄いる国防軍の兵士が、深雪に絡んできて、達也が撃退した。
その後、先程の兵士の上官が謝罪に訪れ、達也は基地に招待された。
そこで達也は、兵士たちとの格闘訓練に引っ張り出され、全勝した。
深雪は、達也の強さにびっくりしたのと同時に、心が動いた。
家族で、クルージングに出かけた。
その頃、大亜連合軍が、日本の領海を侵犯していた。
家族が乗ったクルーザーに、魚雷が接近。
達也が分解魔法で、これを退けた。
達也ができる魔法は、分解と再構築だけである。
大亜連合軍による攻撃が始まり、家族は国防軍の基地に避難した。
しかし、基地に裏切り者がいて戦闘になり、深夜、深雪、穂波が銃弾を受けてしまう。
瀕死の3人に、達也は再構築の魔法をかけた。
4月生まれの達也が13歳、3月生まれの深雪が12歳の時の出来事である。
もう少し大人びて見える。