日本のアニメーション映画である。
幼馴染の七瀬遥と橘真琴は、家が隣同士で、同じスイミングスクールに通っていた。
二人は、岩鳶中学に進学した。
この学校では部活に入るのが必須なのだが、二人は何に入るか迷っていた。
水泳部に入りたいとは、思っていなかった。
二人は、小学校最後のメドレーリレーで優勝した。
二人とも、その時の四人が最高のメンバーだと思っている。
メンバーの一人、松岡凛はオーストラリアに留学し、もう一人の葉月渚は、まだ6年生だ。
同じクラスの椎名旭は、二人とは別のスイミングスクールに通っていて、二人を水泳部に誘った。
数日して、水泳部のキャプテン桐嶋夏也が、勧誘に来た。
遥のクラスには、夏也の弟郁弥がいて、夏也に対して反抗的な態度をとった。
夏也と郁弥は、しっくりいっていない。
色々あって、遥、真琴、旭、郁弥は、水泳部に入部した。
「俺はFreeしか泳がない」という遥に、キャプテンの夏也が挑み、勝負は引き分け。
遥はFreeを泳ぐことを認められた代わりに、リレーにも出る約束をさせられた。
遥は個人では速かったが、リレーだとフォームが崩れてガタガタだった。
真琴、旭、郁弥も、それぞれ悩みを抱えていた。
ある日、遥の父が仕事で怪我をして、母が世話をするため、家を空けることになった。
しばらく一人暮らしになった遥は、真琴の母に晩御飯を食べに来るように誘ってもらった。
しかし、真琴と少しギクシャクしてしまっていて、一人で鯖ばかり食べていた。
そして、低血糖で倒れてしまった。
この作品は、原作が小説であり、筋がしっかりしている。
登場人物が魅力的で、引き込まれる。
京都アニメーション制作ゆえ、映像がとても美しい。