日本のアニメーション映画である。
千葉県立総北高校自転車部は、夏のインターハイで優勝した。
その結果を受けて、「熊本火の国やまなみロードレース」に招待された。
3年生は、このレースが最後になる。
主人公・小野田坂道は、憧れの先輩・巻島裕介と、もう一度レースができるのが嬉しかった。
インターハイで惜敗した箱根学園や、京都、広島からも強豪校が招待されている。
脚力の強い小野田は、登りのスペシャリスト「クライマー」だ。
彼が練習を終えて帰ってきた時、練習に向かう巻島と出会って、もう一度、一緒に走った。
巻島はエースクライマーであり、小野田は彼を目標に頑張ってきた。
巻島は、前倒しで高校の単位を取得し、もうすぐ海外に留学する。
彼は、レースに参加することなく退部した。
熊本のレースは、巻島抜きの五人で参加することになった。
そして、小野田はエースクライマーだ。
初日のスプリント対決で、総北と箱学がデッドヒートを演じ、箱学が勝った。
レースは、山岳に入る。
小野田は、プレッシャーに押しつぶされてしまった。
この作品は、自転車のロードレースを知っていなくても、楽しめる。
抜きつ抜かれつのシーンは、思わず力が入る。
自転車ロードレースを描いたアニメ、「茄子 アンダルシアの夏」と比較すると、面白い。