バカリズム主演、日本の映画である。
「私」は、みさと銀行に勤めるOLだ。
11月25日。
朝、目覚まし時計が鳴る。
6時からスヌーズ機能で鳴り続け、起床するのは6時半。
冬の月曜日の朝は、特に辛い。
身支度して出勤。
練馬駅で降りて、同僚の藤川真紀と合流。
ロッカー室で着替えながら、同僚と雑談の後、業務に入る。
朝礼。
「私」は、立つ場所が微妙にずれていて、なんとなくイラっとした。
それは、向かいにいるはずの男性社員・広重が、隣に立ったからだ。
昼休みにその話をすると、先に後輩の五十嵐紗英が、広重がいつもいる場所に立ってしまったからだった。
みんなで嫌っている広重を攻撃しようと話を持ち出したのに、攻撃の矛先が変わってしまう。
「私」は紗英に「大切なのは、真実よりも矛先」と、諭した。
帰宅すると、朝、エアコンのスイッチを切るのを忘れていたため、部屋が暖かかった。
電気の無駄遣いだったが、「私」は少し幸せを感じた。
こんな具合に、日記が続く。
「OLあるある」、「会社あるある」など、「〇〇あるある」をいくつか取り込んでいる。
お笑い芸人がやっているコントの、長いバージョンといえる。
登場人物のキャラクターを、きちっと分けているので、雑談のシーンが理解しやすい。