イギリス、アメリカ合作の映画である。
ジェームズ・ボンドは、死者の祭りで賑わうメキシコシティーにいた。
ターゲットは、スキアラという名のテロリストだ。
ボンドが、屋上から向かいのビルの室内にいるスキアラを撃とうとしたところ、見つかって銃撃戦になる。
そして、ボンドが撃った弾が鞄に入った爆弾に命中して、爆発した。
ビルは倒壊し、スキアラはヘリコプターで逃走した。
そのヘリに飛び乗ったボンドは、スキアラの指輪を奪って、彼を突き落とした。
MI6に戻ったボンドは、早速、上司から叱責を受けた。
そして、しばらくの間謹慎する様に命じられた。
ボンドの部屋に、前作「スカイフォール」での燃え残った資料を、ミス・マネーペニーが持ってきた。
ボンドは彼女に、メキシコシティーの一件は、亡き上司Mの遺言によるものだと打ち明けた。
資料の中にあった古い写真には、少年の頃のボンドと養父、そしてもう一人の少年が写っていた。
ボンドがQを訪れると、彼はボンドにマイクロチップを注射した。
これにはGPSが入っていて、世界のどこにいても居場所が分かる。
互いに信頼しあっているので、Qは48時間は追跡しないことを約束して、爆弾付きの腕時計をボンドに手渡した。
ボンドは、スキアラの未亡人ルチアに接近し、ルチアナが所属していた秘密組織の会合に潜入した。
そこを仕切っていたのは、死んだはずのフランツ・オーベンハウザー。
あの写真に写っていた少年であり、ボンドの義兄だ。
これぞ娯楽作品と言える映画である。
初っ端から派手なシーンがあって、最後まで飽きさせない。