ケヴィン・コスナー主演、イギリス・アメリカ合作の映画である。
ロンドン。
米軍のミサイルを遠隔操作できるソフトウェアを開発したハッカー・ダッチマン。
彼は米国に対して、ソフトと引き替えに、身の安全と多額の現金を要求してきた。
CIAエージェントのビル・ホープは、ダッチマンを安全な場所に隠し、現金の保管場所に戻る。
その時、つけられているのに気付いた。
ダッチマンがいたテロ組織だ。
ビルは捕まって拷問を受けるが、ダッチマンの居場所を吐くことなく、殺された。
直後に現場に到着したCIAは、ビルの遺体を回収する。
ダッチマンの居場所をい知っているのは、ビルだけなのだ。
上司のクウェイカーは、まだ実験中である、記憶の移植手術を採用することにした。
移植する相手に、囚人のジェリコ・スチュアートが選ばれた。
彼は脳に障害があり、感情を持たない極悪非道な犯罪者だ。
彼らは、ビルの記憶をジェリコに移植した。
成功したのだが、蘇る記憶は断片だけであり、事情が分からないジェリコは混乱した。
結局、失敗とみなされ、刑務所に戻される。
護送の途中、ジェリコは脱走した。
そして、記憶を辿りビルの家に侵入する。
見せ場が、少ない。
似た感じの登場人物が数組あって、混乱する。
これは俳優の人選ミスだ。