captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

シャーロック・ホームズの冒険 ( 1970 )

アメリカの映画である。

 

ジョン・ワトソンの死後50年が過ぎ、遺言通り、銀行に保管されていた記録が公開された。

 

それは、ワトソンとシャーロック・ホームズとの共同生活や、ホームズが解決した事件の記録だった。

 

1887年8月。

 

ホームズとワトソンが、ヨークシャーから帰ってくると、依頼の手紙が山積みになっていた。

 

ただ、どれもこれも、ホームズの気を引くものはなかった。

 

退屈な日々を過ごしていると、ホームズは突然ロシアバレエ団のプリマから、結婚を迫られた。

 

彼は、「実は、ワトソンと恋仲なのだ」と嘘をついて、求婚を逃れた。

 

同性愛者にされたワトソンは、大激怒だ。

 

それが一息ついた頃、ずぶ濡れになった女性が彼らの下宿に運び込まれた。

 

女性が持っていた荷物預かり証の裏に、ホームズの住所が書かれていたからだ。

 

彼女は、記憶を失っていた。

 

ホームズは、彼女の持ち物から、彼女はベルギーのエミール・バラドン氏の妻、ガブリエルだと割り出した。

 

翌朝、彼女は記憶を取り戻した。

 

彼女は、行方不明になった夫を探しに来たのだった。

 

ベルギー大使館からホームズを紹介され、来る途中に何者かに襲われたのだ。

 

この作品は、十九世紀のロンドンの雰囲気が、よく再現されていて、入り込める。