ジョニー・アリディ主演、イタリア、フランス、モナコ、西ドイツ合作の西部劇である。
山賊が駅馬車を襲って、客から金品をまきあげていた。
山賊の一人が山小屋に入ると、そこには主人公ハッド・ディクソンがいた。
彼は、故郷ブラッドストーンへ戻る途中だ。
ハッドは、一人を除いて山賊達を射殺し、その一人を親分のディアブロの元に帰した。
客たちの中にいた、ヒッピー風の4人がハッドに銃を教えてくれとせがむが、彼は無視して去った。
ブラッドストーンでは、駅馬車が到着して、ハッドが帰ってくるという話で持ちきりだ。
以前、街の人々は、ハッドの兄を銀行強盗としてリンチに掛け、殺したのだった。
その首謀者たちは、復讐を恐れて保安官事務所に集まっていた。
保安官は、街の治安維持のため、全ての銃を預かっている。
保安官は、ハッドの銃も取り上げるから安心しろと、彼らを説得して、ハッドを迎えに行った。
ハッドは、兄が生前住んでいた家に立ち寄っていた。
その後、保安官が合流し、ハッドは銃を外して彼に預けた。
街では、彼を殺そうとする奴らが、待ち構えていた。
この作品は、景色が美しい。
雪をたたえたアルプスで、撮影されたからだ。
主役のアリディは、演技力が無い。
昔の「アイドル主演映画」 みたいなものだ。