captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

胸に輝く星

ヘンリー・フォンダ主演、アメリカの西部劇である。

 

西部のとある街。

 

髭面の男が、馬に死体を乗せて保安官事務所を訪ねてきた。

 

男は、モーグ・ヒックマンといい、賞金首を射殺して運んできたのだった。

 

保安官に選ばれたばかりのベン・オーエンスは、自信なさげだ。

 

ベンは、死体の身元が確認できるまで賞金は渡さないと告げた。

 

仕方なくモーグは宿を探すが、ホテルはよそ者の彼を泊めてくれない。

 

馬を預けようと納屋に行くと、出てきた男に断られた。

 

その男は、モーグが射殺した賞金首の親戚で、ボーガダスという荒くれ者だ。

 

モーグは、出会った少年キップを馬に乗せてやって、家まで送った。

 

キップは母親と二人暮らして、モーグは泊めてもらえることになった。

 

母親ノナは、最近、夫を亡くしていた。

 

翌朝、モーグが保安官事務所に行くと、マコード医師とベンの恋人ミリーが来ていた。

 

ミリーの父は保安官だったのだが、殺された。

 

それで彼女は、ベンに保安官を辞めて欲しいのだ。

 

しかし、頑固なベンは保安官に固執していた。

 

表で銃声がした。

 

ボガーダスが、インディアンを射殺したのだった。

 

飛び出したベンは、ボガーダスに近づきながら、銃を渡すように命じた。

 

素直にいうことを聞くボガーダスではない。

 

ベンは、銃を抜いてしまった。

 

 

元保安官の賞金稼ぎが、新米保安官を教育する物語である。

 

ヘンリー・フォンダの落ち着いた演技がいい。