ガエル・ガルシア・ベルナル主演、アルゼンチン、アメリカ、チリ、ペルー、イギリス、ドイツ、フランス合作の映画である。
1952年。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに住む23歳の医学生、エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナは、喘息を持ちながらも、スポーツ付きの活発な青年だ。
彼は、7歳年上の先輩で生物学者のアルベルト・グラナードと共に、一台のバイクで南米大陸縦断の旅に出かけた。
約12000キロ、半年間の旅である。
バイクの名前はポデローサ ( 怪力 ) 。
南に進んだ二人は、ミラマールに立ち寄った。
そこには、エルネストの恋人チチナ・フェレイラが住んでいる。
遠距離恋愛でなかなか会えない恋人同士は、短いながら濃密な時間を過ごした。
チリに入った。
バイクは何度も転倒した。
野宿のためのテントも、風で飛ばされてしまった。
金が無いので、家を訪ねては食事と寝床を提供してもらった。
医学の知識があるエルネストは、病人の治療も行った。
自分の喘息の薬をあげたこともあった。
バイクが故障した。
しかし金が無い。
修理工場の人に必死に頼み込んで、修理してもらった。
ところが、エルネストが修理工の妻を口説いたため、逃げ出すハメになってしまった。
せっかく修理したバイクで牛の群れに突っ込んでしまい、バイクは修理不能になってしまった。
徒歩での旅が始まった。
この作品は、若き日のチェ・ゲバラを描いたロードムービーである。
「このような体験ができた彼が、メッチャ、うらやましい」の一言に尽きる。
良い作品だ。