イタリアの西部劇である。
無実の罪で服役していたミネソタ・クレイは、監獄から脱走した。
昔の仲間・フォックスに会うために、州を越えて故郷に向かう。
彼が、自分の無実の証人なのだ。
途中、襲われている馬車を助けた。
乗っていたのは山賊の女で、襲ったのは町の無頼漢どもだった。
クレイは町へ行き、フォックスに会い、証人になってくれるよう頼んだ。
町の保安官になっているフォックスは、せせら笑って、それを拒否した。
フォックスが、この街を牛耳っていて、人々は、搾取されていた。
外に出たクレイは、暴走する馬車を停めて、乗っている娘を助けた。
彼女は、死んだ妻に生き写しだった。
その後クレイは、旧友・ジョナサンの元に行き、事情を知る。
フォックスはクレイの妻に横恋慕して、彼に殺人の濡れ衣を着せたのだった。
そして、言うことを聞かないクレイの妻を射殺した。
先ほど助けたのは、彼の娘ナンシーだったのだ。
クレイは、復讐を誓う。
主人公は、早撃ちガンマンなのだが、あまり格好良くない。
小太りで、動きが鈍い。
眼病を患っていて、視力が弱まっているという設定だ。