アメリカの西部劇である。
ウエイド一味が、駅馬車を襲った。
彼らは無闇に人殺しをしない。
しかし、御者が銃を抜いたため、ウエイドは御者を射殺した。
貧しい牧場主のダンは、息子2人とともに自分の牛を追っていて、現場を目撃した。
ウエイドは、「通報させないため」 と、彼らの馬を取り上げて去っていった。
ウエイド一味は、ビスビーの街に来て、バーに入る。
そこで、「駅馬車強盗を目撃した。犯人は御者を殺して逃走した」 と、保安官に話した。
保安官達が街を離れた隙に、メキシコへ逃げるのだ。
仲間を先に行かせ、ウエイドは、1人、そこに残る。
バーの女を知っていたからだ。
そこへ、ダンたちと合流した保安官が戻ってくる。
ウエイドは、呆気なく逮捕された。
しかし、彼は余裕だ。
仲間が助けに来ることを、知っている。
保安官達は、彼を馬車で移送したと見せかけ、翌日午後3時10分発の列車に乗せることにした。
誰もが怖がって、その役を引き受けない。
そこで荷物を奪われ御者も殺されたバターフィールドが、200ドルを持ちかけた。
すると、お金に困っているダンが、話に乗った。
その夜は、ダンの家に彼を移す。
翌日、駅近くのホテルに移すが、そこにはウエイドの手下が張り込んでいた。
ダンは早撃ちのガンマンではないし、壮絶な撃ち合いもない。
しかし、ラストに向けて緊張感が高まっていく。